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モリンガは、さまざまな疾病の改善治癒効果と、庶民の食生活に於いて欠かせない野菜である事から、フィリピン共和国政府は、2012年11月16日にモリンガを国菜(ナショナル・ベジタブル)に認定しました。また、アジア諸国に於いては、数千年前から薬膳野菜としての食歴を有し、東洋医学の最高峰とも言われ、世界最古の医学書『アーユルヴェーダ』にも、モリンガは300の病に対し、改善治癒効果が有ったと記述されているほど薬効の高いハーブです。
モリンガの新鮮な生葉には、抗癌剤ともなるイソチオシアネートが含まれていますが、熱に弱く、すぐに分解してしまう為、通常の焙煎されたモリンガ茶には含まれていません。 低温焙煎(70〜75度位)かサラダ等にして食すれば、抗癌剤としてのイソチオシアネートが摂取でき、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となり、胃がんの危険困子ともいわれているピロリ菌に対する高い活性が認められています。また、モリンガを生葉のままで、サラダ等にすると抗酸化作用で体内の浄化にも役立ち、便秘・痩身・美容の効果もあります。モリンガの葉は摘んでしばらくすると、豊富なアミノ酸を含有している為、発酵が早く、しおれてしまう為、野菜としては市場に出回りにくい食品です。
タンパク質構成要素であるアミノ酸の中の9種類が必須アミノ酸と呼ばれ人体の健康維持に非常に重要な役割を果たしていますが、通常はこれらすべてを体内に摂取する為に、肉、魚、野菜、乳酸菌飲料等、たくさんの食品を食べなければなりません。ところが、この9種類のアミノ酸がモリンガにはすべて含まれています。 |
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